漢字

特徴と特長の違い・意味と使い分け

特徴・特長

「特徴」と「特長」。

どちらも読み方が同じですし、使う場面もよく似ているので、使い分けで迷ってしまうことも多いと思います。

そこでこの記事では、混同しやすい「特徴」と「特長」の違いと、意外と簡単な使い分けについて解説します。

特徴の意味・使い方

特徴の「特」には、「他と異なる」「飛び抜けている」という意味があります。

一方で「徴」には「印」「目印」という意味があります。

これらのことから、「特徴」とは「他とは異なる点」という意味になります。

つまり、長所であれ短所であれ、他とは異なる際立った点であれば「特徴」ということができます。

例:犯人の特徴は、童顔だが身長が2mもあることだ。

例:彼女の特徴的な声は、一度聞いたら忘れられない。

特長の意味・使い方

特長の「長」には、「すぐれている」「長所」の意味があります。

そのため、「特長」とは「他に比べてすぐれている点」ということになります。

つまり、すぐれていなければ「特長」という言葉を使うことができないのです。

例:この車の特長は、とにかく燃費が良いことだ。

例:面接では、自分の特長を上手にアピールすることが大切だ。

特徴と特長の違いは?

特徴も特長も、「他とは異なる点」を指す言葉である点は同じです。

しかし、特徴は長所だけでなく欠点も含めていること、特長は長所のみであることから、不等号で表すと「特徴≧特長」ということになります。

なお、「特徴」「特長」とも相対的に「目立つ」あるいは「すぐれている点」を指す言葉なので、所属する母集団や比較対象によっては使うことがふさわしくない場合もあります。

たとえば、白い花ばかり咲いている花畑で赤い花が一つだけ咲いていたら「特徴的な花」といえますが、赤い花ばかり咲いている花畑では赤いのが当たり前なので「特徴」と言う言葉は使えません。

また、あまり甘くない桃がなる木がたくさんある中に1本だけ甘い桃のなる木があったら「この桃の木の特長は甘い実がなること」といえますが、甘い桃の木ばかりであれば「特長」ということはできません。

そのため、「特徴」や「特長」という言葉を使う際には、本当に他と比べて際立っている点があるかどうかにも配慮するようにしましょう。

まとめ

まとめ
  • 特徴は、他と比べて目立つ点。長所でも短所でも構わない。
  • 特長は、他と比べてすぐれている点。短所は含まない。

使い分けに迷ったら、「特徴=特別に目立つこと」「特長=特別な長所」と言い換えてみるとわかりやすいですよ。