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探険・探検・冒険の違いって何?【3分で解説】

探険・探検・冒険

「たんけん」「ぼうけん」。

どちらもワクワクする響きを持つ言葉ですが、どのように使い分けるのが正しいのでしょうか?

この記事では2つの「たんけん(探険・探検)」と「冒険」の違いについて調べてみました。

探険とは?

探険の「険」は、「けわしい・危険」と言う意味です。

けわしいことを探す、つまり探険は「危険(あるいはスリル)を求めて未知のエリアなどを訪れること」なので、メインの目的は「危険(スリル)」といえます。

探検とは?

探検の「検」は、「調べる・調査する」と言う意味です。

そのため、探検は「何らかの調査で未知のエリアなどを訪れること」という意味になります。

探検の場合、目的は「調査すること」といえますね。

冒険とは?

冒険の「冒」は「むやみに突き進む・おかす」と言う意味を持ちます。

「冒険」=「冒」+「険」なので、「危険があることを承知で、あえて突き進む」ということになります。

冒険の目的は「突き進むこと」になります。

この場合の危険は、命の危険に限定されず、社会的地位や名誉・財産なども含まれるとされます。

例えば、会社の経営者などが「この取り組みは冒険だ!」などという場合は、「会社の存続に関わるような危険をかえりみない取り組み」というニュアンスになります。

探険・探検・冒険の違い

探険は、危険を求めて未知のエリアなどに行くことです。

一方で探検は、何らかの調査目的で未知のエリアなどに行くことです。

しかし、「探険」に調査目的が含まれることもありますし、逆に「探検」に危険がまったくないわけでもありません。

また実社会では「探険」と「探検」の使い分けはほとんどなされていません。

共同通信社の「記者ハンドブック」では「探検」に統一するようにされているそうなので、「探検」を使うのが一般的といえます。

他方、冒険は危険があることを承知の上で突き進むことです。

「危険」は生命身体の危険だけではなく、社会的地位や名誉・財産などを失うリスクも含まれます。

まとめ

まとめ
  • 探険は、危険を求めて未知のエリアなどに行くこと。
  • 探検は、調査のために未知のエリアなどに行くこと。
  • 冒険は、危険を承知で突き進むこと。

いずれもよく似た意味を持ちますが、3つの言葉は目的がそれぞれ違います。

  • 「探険」の目的は「(現地で味わうことのできる)スリル」
  • 「探検」の目的は「(現地の)調査」
  • 「冒険」の目的は「突き進むこと」

です。

使い分けに困ったら、目的が何なのか考えてみましょう。