漢字

沿う・添うの違い・意味 「期待にそう」の漢字はどっちが正しい?

沿う・添う

どちらも「そう」と読む「沿う」と「添う」。

読み方が同じなので会話で困ることはほとんどありませんが、文章で書く場合は「パソコンやスマートフォンの漢字変換にお任せ!」という方も多いと思います。

でも、「沿う」と「添う」の使い分けは、あるポイントをおさえておけば簡単にできるのです。

この記事では、意外と簡単な「沿う」と「添う」の違いや意味などについて解説します。

沿うの意味・使い方

「沿う」は、「長く続くもののそばを離れずについていく」「方針や基準、要望などにしたがう」ことです。

一つ目の意味は、「沿道」「沿岸」という言葉を思い出せばよくわかると思います。

二つ目の意味で使う場合、「副う」という字があてられることもありますが、常用漢字表に掲載されている読み方ではないので、平仮名か「沿う」で表記されることが多いです。

  • ここは、秋になると道に沿ってコスモスが咲き乱れる。
  • 絶滅のおそれがある動物は、国際条約に沿った取り扱いをしなければならない。

添うの意味・使い方

「添う」は、「そばにいる」「付け加える」ことです。

一つ目の意味は、「人」など生き物に対して使う場合がほとんどです。

一方、二つ目の意味では必ずしも「人」に対して使われません。

こちらの意味で使う単語としては、「添付」などがあります。

  • 母ネコが、子ネコに寄り添っている。
  • 参考資料を添えて提出する。

沿う・添うの違いは?

「沿う」は、物理的に長いものに並行して続くことや、ルールや要望などにしたがう場合に使います。

そして、「沿う」はいずれの意味でも、人や生き物に対して使うことはほとんどありません。

一方、「添う」は、そばにいることや付け加えることを表す際に使います。

前者の意味の場合、「添う」のは人や生き物の場合がほとんどです。

なお、「期待にそう」は「沿う」の後者の意味になるので、「沿う」を使うのが正しいということになります。

まとめ

まとめ
  • 「沿う」は、道など長いもののそばを離れずについていくこと。ルールや要望などにしたがう場合にも使う。ただし、生き物に対して使うことはほとんどない。
  • 「添う」は、そばにいること。何かを付け加えること。一つ目の意味では、生き物に対して使うことが多い。

人や動物など生き物に対して使う場合は「添う」を使えば大丈夫です。

生き物以外に使う場合、+αで何かが増える場合は「添う」、それ以外は「沿う」を使えば、間違っているといわれることはほぼないでしょう。