
「整理」「収納」「整頓」「片付け」。
どれも幼いうちから身につけておきたいスキルですよね。
しかもこの4つ、違いを理解すると効率よくスッキリきれいを実現しやすくなるのです。
そこでこの記事では、日常生活にも役立つ「整理」「収納」「整頓」「片付け」の違いについてまとめました。
整理とは?
「整理」は「無駄な物・いらない物を取り除くこと・乱れた状態を整えること」です。
とりあえず、カオスな状態から脱するのが「整理」と言えそうですね。
スッキリきれいを実現するためには、1つ目の意味が重要となります。
収納とは?
「収納」は「中にしまい、おさめること」です。
スッキリきれいをかなえる理想の収納は、「中にしまう」だけではなく、「次に使いやすいようにおさめておくこと」だそうです。
整頓とは?
「整頓」は、「よく整った状態にすること・物を定位置に戻すこと」です。
これは、整理に比べて、やや高いスキルが要求される行為と言えそうですね。
片付けとは?
「片付け」は、「使い終わった物を、元の場所・状態に戻すこと」です。
今まであった状態に戻せば、とりあえず片付け完了、ということになってしまいそうですね。
スッキリきれいのためには、片付けの前段階が重要になります。
整理・収納・整頓・片付けの違い
「整理」は、不要な物を取り除くことです。
「断捨離」という言葉で置き換えてもいいかもしれません。
「収納」は、次に使いやすくなるように、きれいに整えてしまうことです。
押し入れなどにただ放り込むだけでは、「収納」とは言えません。
「整頓」は、「よく整った状態にすること」。
つまり、配置を決定して、使い勝手を良くすることです。
配置が悪いと物の出し入れがストレスとなり、スッキリきれいを実現することができません。
「片付け」は、「使い終わった物をもとの場所に戻すこと」です。
どんなにがんばって整理・整頓・収納しても、片付けができなければ台無しです。
そして、スッキリきれいをかなえるためには、これらを順序良く行う必要があります。
最初は「整理」です。
余分な物があっては、その後の作業に支障が生じます。
次は「整頓」です。
使い勝手のよい物の配置を考えましょう。
そして次は「収納」です。
整頓で考えた配置をもとに、きれいに物をしまいましょう。
最後は「片付け」です。
使った物は元の場所に戻し、スッキリきれいを維持しましょう。
まとめ
- 整理は、いらない物を取り除くこと。
- 収納は、次に使いやすいように、きれいに物をしまうこと。
- 整頓は、使い勝手良く物を配置すること。
- 片付けは、使った物を元の場所に戻すこと。
言われてみると納得するものの、実践するのは難しいものです。
部屋が片付かない場合は、まず整理からスタートしましょう。