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暖炉と薪ストーブの違い それぞれのメリット・デメリットは?

暖炉・薪ストーブ

屋根から煙突が突き出しているお宅をみると、「暖炉か薪ストーブがあるんだね。きっと冬は暖かいだろうなぁ。」なんて憧れることはありませんか

ところで暖炉と薪ストーブ、どちらが暖かいのでしょうか?
使い勝手の良さはどのように使うのでしょうか?

今回は、家を建てる前に知っておくと便利な暖炉と薪ストーブの違いを調べてみました。

暖炉とは?

暖炉は「家屋と一体型の暖房スペース」です。

壁に設置されていることが多く、燃料を燃やす部分にガラス扉などはついていません。

端的にいえば、家の中で楽しめるたき火スペースのようなものですね。

暖炉のメリット

扉がないため炎との距離が近く感じられ、薪の弾ける音や燃える匂いを楽しむことができます。

また、暖炉の種類にもよりますが、ピザやパンを焼いたりグリル代わりに使ったりすることもできます。

暖炉のデメリット

一方で、暖気が煙突から抜けていってしまうので熱効率はあまり良くなく、部屋全体を温めることは難しいです。

また、炎がむき出しなので、小さいお子さんがいる家庭は注意が必要です。

さらに、構造上簡単に取り付けられるものではないので、設置に時間がかかります。

煙突掃除も結構大変で、業者に依頼しなければならないことも多いです。

薪ストーブとは?

薪ストーブは「密閉型で室内において使うストーブ」です。

とはいえ、煙突が必要なので、電気ストーブや石油ストーブのように移動させて使うことはできません。

薪ストーブのメリット

薪ストーブは暖炉より使い勝手の良い部分が多いため、暖炉の進化系といわれることもあります。

薪ストーブでは炎は露出していませんが、ストーブ全体が暖かくなるので熱効率が良く、広い範囲を温めることができます。

また、オーブン付きのタイプやホットプレート付きのタイプも販売されているので、上手に使えば光熱費の節約にもつながります。

設置も撤去も比較的簡単に済みます。

薪ストーブのデメリット

一方で、炎が露出していないとはいえ、小さいお子さんがいる場合は安全策を設ける必要があります。

また、暖炉に比べて広い範囲で「立入禁止エリア」ができてしまうので、狭い住居に設置するのは難しいです。

さらに、重量が結構あるので、場合によっては設置部分の補強が必要になることもあります。

煙突掃除は暖炉ほど大変ではないといわれますが、それでも定期メンテナンスは必要です。

暖炉と薪ストーブの違い

暖炉と薪ストーブの違いを表にまとめてみました。

暖炉 薪ストーブ
炎との距離 近い。匂いや音も感じられる。 密閉されているので炎は露出しない。
スペース 壁に取り付けられているので比較的省スペース。 結構場所をとる。
熱効率 あまり良くない。 比較的良い。
調理への利用 グリルなどとして使えることが多い。 オーブン付きやホットプレート付きを選べば可能。
設置 時間がかかる。 簡単だが、場合によっては床面の補強が必要。
煙突のメンテナンス とても大変。 暖炉ほどではないけれど定期メンテナンスは必要。

また、暖炉も薪も燃料となる「薪」が必ず必要となります。

  • デザイン性や雰囲気を重視するならば暖炉
  • 熱効率やメンテナンスを重視するならば薪ストーブ

ということになるでしょう。

まとめ

まとめ
  • 暖炉は、家屋と一体化している暖房設備。熱効率はあまり良くない。
  • 薪ストーブは暖炉の進化形。熱効率が良い。

メリット・デメリットはありますが、どちらも「寒い夜に暖かい火を囲んで家族団らん」というシチュエーションにぴったりのアイテムといえますね。